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マイレージキャンペーンが人気な理由とは?メリットや事例から学ぶ企画アイデアを解説

商品の購入やサービスの利用に応じてポイントを付与し、景品などと交換してもらう「マイレージキャンペーン」。顧客のロイヤルティ向上やリピート購入を促進する販売促進施策として、多くの企業が取り入れています。

本記事では、基本的な仕組みや消費者を惹きつけるメリット、具体的な企画パターンを成功事例とともに解説します。自社ブランドのファンを増やすキャンペーン企画のヒントとして、ぜひお役立てください。

目次[非表示]

  1. 1.そもそもマイレージキャンペーンとは?基本の仕組みをわかりやすく解説
  2. 2.消費者がマイレージキャンペーンに参加する3つのメリット
    1. 2.1.メリット1:対象商品の購入やサービスの利用でポイントが貯まる
    2. 2.2.メリット2:貯まったポイントを魅力的な景品や特典と交換できる
    3. 2.3.メリット3:ポイントを貯める過程でゲームのような楽しさを味わえる
  3. 3.企業がマイレージキャンペーンを実施するメリット
    1. 3.1.顧客の継続購入を促しロイヤルカスタマーを育成する
    2. 3.2.競合他社の商品から自社商品への乗り換えを後押しする
    3. 3.3.来店頻度や顧客単価の向上につなげる
  4. 4.【目的別】マイレージキャンペーンの代表的な企画パターン3選
    1. 4.1.購入促進につながる!もれなくプレゼントがもらえる企画
    2. 4.2.参加のハードルが低い!ポイントで応募できるインスタントウィン企画
    3. 4.3.客単価アップを狙う!複数商品の購入で特典がつくまとめ買い企画
  5. 5.【業界別】マイレージキャンペーンの成功事例を紹介
    1. 5.1.食品・飲料メーカーの事例:LINEを活用し手軽な参加を実現
    2. 5.2.玩具メーカーの事例:カードのシリアルコードでリピート購入を促進
    3. 5.3.小売店の事例:アプリと連携させて来店機会を創出
  6. 6.成功するマイレージキャンペーンを企画するための3つのポイント
    1. 6.1.ポイント1:キャンペーンの目的とターゲット層を明確に設定する
    2. 6.2.ポイント2:レシートやシリアルコードなど参加しやすいポイント獲得方法を選ぶ
    3. 6.3.ポイント3:ターゲットが「欲しい」と思う魅力的な景品を用意する
  7. 7.マイレージキャンペーンに関するよくある質問
    1. 7.1.マイレージキャンペーンの景品にはどのような種類がありますか?
    2. 7.2.マイレージキャンペーンを成功させるには、どのようなツールを使えば良いですか?
  8. 8.まとめ

そもそもマイレージキャンペーンとは?基本の仕組みをわかりやすく解説

もともとは航空会社のマイレージプログラムが由来ですが、現在では業界を問わず広く活用されているプロモーション手法です。

参加者は、商品に付いているシールやQRコード、レシートなどを通じてポイントを獲得し、貯まったポイント数に応じて様々な特典や景品と交換できます。
企業側にとっては、単発の企画で終わらせず、顧客の継続的な購買を促し、ロイヤルカスタマー(優良顧客)の育成につなげることが可能な点が最大の強みです。

消費者がマイレージキャンペーンに参加する3つのメリット

企業側にとって魅力的な施策であっても、ユーザーに「参加したい」と思わせなければ成功しません。効果的な企画を立てる上で、消費者の参加動機(インサイト)を理解することは非常に重要です。

ここでは、「お得感」「魅力的な景品」「収集する楽しさ」という3つの視点から、消費者が得られるメリットを解説します。

メリット1:対象商品の購入やサービスの利用でポイントが貯まる

消費者にとって最も直接的なメリットは、普段の買い物やサービスの利用を通じてポイントが貯まる「お得感」です。

同じような商品が並んでいた場合、「ポイントが付与される」という付加価値は自社商品を選んでもらうための強力な後押しとなります。

貯まったポイントが可視化されることで、消費者は自身の購買行動が「価値」に変わることを実感できます。この積み重ねが、次回の購入意欲を刺激し、継続的な利用へとつながるきっかけになります。

メリット2:貯まったポイントを魅力的な景品や特典と交換できる

ポイントを貯めるだけでなく、それを価値ある景品や特典と交換できる点も大きな魅力です。
景品には、キャンペーンでしか手に入らない限定グッズや新製品、割引クーポン、他社ポイントへの交換など、様々な種類があります。

消費者は「あの景品を手に入れたい」という目標があるからこそ、積極的にポイントを貯めようと行動します。そのため、ターゲット顧客が「欲しい」と感じる魅力的な景品を用意することが、キャンペーンへの参加意欲を高める重要な要素です。

メリット3:ポイントを貯める過程でゲームのような楽しさを味わえる

ポイントをコツコツと貯める行為そのものに、目標達成やコレクションといった「ゲーム的な要素」が含まれています。

「あと少しで景品と交換できる」というゴールが設定されることで、消費者は楽しみながらキャンペーンに参加し続けることができます。

このようなゲーミフィケーション(ゲーム要素の活用)は、単なる購買活動をエンターテインメントへと昇華させ、消費者の心理的な満足度を高めます。この楽しさがブランドへの愛着を育み、長期的なファン化を促進してくれるのです。

企業がマイレージキャンペーンを実施するメリット

企業側がマイレージキャンペーンを実施するメリットは、短期的な売上向上に留まりません。顧客の継続購入を促すことで、LTV(顧客生涯価値)を高め、安定した収益基盤を築くことができます。

また、魅力的なインセンティブを提供することで、競合製品を利用している顧客のスイッチング(乗り換え)を促す効果も期待できます。

さらに、参加データから顧客の購買傾向を分析し、より効果的なマーケティング施策へとつなげることも大きな強みです。

顧客の継続購入を促しロイヤルカスタマーを育成する

マイレージキャンペーンは、顧客に「ポイントを貯める」という明確な目的を提供することで、同じ商品を継続して購入する強力な動機付けになります。

一度キャンペーンに参加した顧客は、「貯めたポイントを無駄にしたくない」という心理が働き、リピーターになりやすい傾向があります。このような継続的な接触を通じて、顧客はブランドに対して親近感や愛着を抱くようになり、価格競争に左右されないロイヤルカスタマーへと育成することが可能です。

競合他社の商品から自社商品への乗り換えを後押しする

市場に類似商品が多数存在する中で、消費者に自社商品を選んでもらうための強力なフック(きっかけ)となります。

特に、新規入会特典や初回購入時のボーナスポイントなどを設けることで、これまで競合商品を使用していた消費者が試しに購入してみるハードルを下げられます。このトライアル購入を通じて商品の魅力を実感してもらえれば、その後の継続利用につながり、競合他社からのシェア獲得を実現できる可能性があります。

来店頻度や顧客単価の向上につなげる

ポイントの獲得条件を工夫することで、顧客の購買行動をある程度コントロールできます。
例えば、小売店が「期間中に複数回来店するとボーナスポイント」といった施策を行えば、来店頻度の向上が期待できます。

また、「対象商品をまとめて購入するとポイント還元率がアップする」といったキャンペーンは、顧客一人ひとりの購入金額、すなわち顧客単価の引き上げに直接的に貢献します。これらの施策は、売上向上に直結する有効な手段です。

【目的別】マイレージキャンペーンの代表的な企画パターン3選

マイレージキャンペーンを成功させるには、その目的を明確にし、最適な企画の「型」を選択することが重要です。

ここでは、「新規顧客の獲得」「継続利用の促進」「顧客単価の向上」といった代表的な目的に応じた3つの企画パターンを紹介します。

それぞれの特徴を理解し、自社の課題やターゲット層に合わせて応用することで、キャンペーンの効果を最大化できます。

購入促進につながる!もれなくプレゼントがもらえる企画

このパターンは、設定されたポイント数を貯めると参加者全員が必ず景品をもらえる、いわゆる「総付景品(ベタ付け景品)」のキャンペーンです。

参加すれば確実に報酬が得られるため、公平性が高く抽選形式と異なり、幅広い層からの参加が見込めます。

特に、景品の魅力がそのまま購入動機となるため、新商品や主力商品の販売を大きく後押ししたい場合に有効な企画です。

多くの消費者に商品を試してもらうきっかけ作りとして適しています。

参加のハードルが低い!ポイントで応募できるインスタントウィン企画

気軽に応募でき、その場で当落結果がわかるインスタントウィン形式の企画です。少額のデジタルギフトなどを景品に設定しやすく、比較的低予算で多くの参加者を集め、キャンペーンを盛り上げたい場合に有効な手法です。

特にスマートフォンから手軽に参加できるため、参加のハードルが非常に低いのが特徴です。

ゲーム感覚で楽しめるため、キャンペーンサイトへの再訪問を促し、顧客との接触頻度を高める効果があります。

客単価アップを狙う!複数商品の購入で特典がつくまとめ買い企画

「対象商品を2点以上購入で1口応募」のように、複数の商品を同時に購入することをポイント付与や応募の条件とする企画です。

この手法は、顧客一人あたりの購入金額(客単価)を直接的に引き上げることを目的とする場合に極めて効果的です。

特定の商品カテゴリ全体の売上を伸ばしたい場合や、主力商品と関連商品を一緒に購入してもらう「クロスセル」を促進したい場合など、明確な販売目標達成のための戦略的な施策として活用されます。

景品表示法で定められた上限額の範囲内で、魅力的な景品を設定する工夫も必要です。
以下の記事で景表法について参考にしてください。

【業界別】マイレージキャンペーンの成功事例を紹介

マイレージキャンペーンは、様々な業界で顧客エンゲージメントを高めるために活用されています。

ここでは、具体的な成功事例を業界別に紹介します。各社がどのように工夫を凝らしているかを見ることで、自社のキャンペーン企画に応用できるヒントが見つかります。

食品・飲料メーカーの事例:LINEを活用し手軽な参加を実現

サントリーなどの大手メーカーは、LINEを活用したマイレージキャンペーンで多くの成功事例を生み出しています。

・サントリー事例「特茶 ゴールド メンバーズ」
https://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/tokucha/goldmembers/

多くのユーザーが日常的に利用するLINEをプラットフォームにすることで、新たなアプリのダウンロードを不要とし、参加への障壁を大幅に下げています。
消費者は商品に貼付されたシールなどからQRコードを読み取り、LINE公式アカウントを友だち追加してシリアルナンバーを入力するだけで、手軽にポイントを貯めることができます。

玩具メーカーの事例:カードのシリアルコードでリピート購入を促進

トレーディングカードゲームやキャラクターの食玩などを扱う玩具メーカーでは、カードや商品にユニークなシリアルコードを印字し、リピート購入を促す事例が見られます。

購入者は専用サイトでシリアルコードを入力してポイントを貯め、そのポイントでしか手に入らない限定デザインのカードやデジタルコンテンツなどと交換できます。

このような仕組みは、商品のコレクション性を高めると同時に、ファンの継続的な購買意欲を刺激する効果的な手法です。

小売店の事例:アプリと連携させて来店機会を創出

スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業界では、自社の公式アプリと連携させたマイレージキャンペーンが有効な事例として挙げられます。

アプリ内でポイントを管理し、「来店時のチェックインでポイント付与」「特定商品の購入でボーナスポイント」といった施策を実施します。

これにより、オンライン(アプリ)からオフライン(実店舗)への送客を促すO2Oマーケティングを実現し、顧客の来店頻度向上と継続的な関係構築につなげています。

成功するマイレージキャンペーンを企画するための3つのポイント

効果的なマイレージキャンペーンを企画し、成功に導くためには、押さえておくべき重要なポイントがいくつか存在します。

ここでは、キャンペーンの成果を最大化するために不可欠な3つのポイントを解説します。
目的とターゲットの明確化から、参加しやすい仕組みの構築、魅力的な景品の選定まで、企画の根幹となる要素を一つずつ確認していきます。

ポイント1:キャンペーンの目的とターゲット層を明確に設定する

キャンペーンを成功させるための最初のステップは、「何のために(目的)」「誰に(ターゲット)」実施するのかを明確に定義することです。

例えば、「若年層の新規顧客を獲得したい」「既存顧客のリピート率を向上させたい」など、目的が具体的であるほど、その後の施策に一貫性が生まれ、ターゲット層の属性や行動特性を深く理解することで、心に響くキャンペーンのテーマや景品、告知方法などを的確に選択できます。

ポイント2:レシートやシリアルコードなど参加しやすいポイント獲得方法を選ぶ

キャンペーンへの参加方法が複雑だと、多くの潜在的な参加者が途中で離脱してしまいます。
ターゲット層のITリテラシーやライフスタイルを考慮し、できるだけ手間のかからないポイント獲得方法を選ぶことが重要です。

スマートフォンでレシートを撮影する方法、商品に同梱されたカードのシリアルコードを入力する方法、会員証提示で自動的にポイントが付与される方法など、参加のハードルを下げる工夫が参加者数の最大化につながります。

ポイント3:ターゲットが「欲しい」と思う魅力的な景品を用意する

キャンペーンの成否は、景品の魅力に大きく左右されると言っても過言ではありません。
ターゲット層の興味関心を徹底的に分析し、「自分では買わないかもしれないが、もらえたら嬉しい」と感じるような、価値ある景品を用意することが重要です。

キャンペーン限定のオリジナルグッズや、普段は手に入らない特別な体験、実用的な金券や他社ポイントへの交換など、ターゲットの欲求を刺激する特典を設計することが、参加意欲を掻き立てる鍵となります。

マイレージキャンペーンに関するよくある質問

ここでは、マイレージキャンペーンの企画や参加を検討する際に、多くの人が抱く疑問について回答します。実用的な情報をQ&A形式でまとめましたので、これらの回答を参考にキャンペーンへの理解をさらに深めてください。

マイレージキャンペーンの景品にはどのような種類がありますか?

景品は、キャンペーン限定のオリジナルグッズや商品詰め合わせ、金券、デジタルギフトなど多岐にわたります。近年では、他社のポイントプログラムに交換できる選択肢も増えています。


ターゲット層のニーズに合わせて、そのキャンペーンでしか手に入らない特別な体験やサービスが景品として用意されることもあります。

マイレージキャンペーンを成功させるには、どのようなツールを使えば良いですか?

目的に応じた機能を持つキャンペーンシステムの活用が不可欠です。特にLINEを活用したシステムは、多くのユーザーが日常的に使っているため参加のハードルが低く効果的です。

その他、レシートの画像を自動で読み取るOCR機能や、シリアルコードの認証・管理機能など、応募方法に合わせたツールを選定します。

まとめ

マイレージキャンペーンとは、商品購入に応じてポイントを付与し、顧客の継続利用を促進する有効なマーケティング手法です。

企業はロイヤルカスタマー育成などのメリットを享受でき、消費者はポイントを貯めて景品を得る楽しさを体験できます。

成功事例を参考に、キャンペーンの目的とターゲットを明確にし、参加しやすく魅力的な企画を設計することが重要です。

※本記事で紹介している事例は独自に調査したものであり、自社の支援実績ではありません
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