
2026年版 広報担当者のためのLP制作入門
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「新商品のキャンペーンを始めたい」「問い合わせを増やしたい」……そんな時、真っ先に候補に挙がるのが「LP(ランディングページ)」の制作です。しかし、初めて外注業者に依頼する広報担当者にとって、Web制作の現場は専門用語が多く、どのように進めれば良いのか不安を感じることも多いでしょう。
本記事では、LP制作の一連の工程と、押さえておくべき専門用語、そして制作時に注意すべき3つのポイントを徹底解説します。
LP作成の基本的な流れ(企画〜公開)
LP制作は、大きく分けて以下の5つのステップで進みます。
STEP1:情報の整理と戦略立案
まずは「誰に」「何を伝えて」「どう動いてもらうか」を明確にします。
「ペルソナ(ターゲット層)の分析」「CV(コンバージョン:最終成果)の設定(資料請求、購入、応募など)」など事前準備を行いましょう。
また、この段階でドメインやSSL、サーバなど「このLPはどうやってインターネットに公開するのか?」も決める必要があります。
例えば自社のサイトの中に設置するLPなのか、完全に単独で設置するLPなのか、で行わなければいけない作業は大きく変わります。必ず確認しましょう。
STEP2:ワイヤーフレーム(設計図)の作成
デザインに入る前に、情報の配置を記した「設計図」を作成します。これをワイヤーフレームと呼びます。ここで構成を固めることが、プロジェクト成功の8割を決めると言っても過言ではありません。
STEP3:デザイン制作
ワイヤーフレームをもとに、視覚的な要素を作っていきます。
次の要素が視覚的な要素を決める際に重要なポイントとなります。
トーン&マナー(トンマナ)
ブランドの『らしさ』を形にするためのサイト上での暗黙のルールのことです。
「20代の女性向けだから、パステルカラーで柔らかいフォントを使いましょう」とか、「信頼感が大事なB2B向けだから、ネイビーを基調にカッチリした角張ったデザインにしましょう」といった空気感の統一を指します。
もし、1枚のページの中で急に派手な蛍光色が混ざったり、カジュアルすぎる言葉遣い、ポップなフォントが出てきたりすると、ユーザーは「あれ?なんか怪しいな」と違和感を抱いてしまいます。ブランドの世界観を壊さないための、いわば「お作法」です。ファーストビュー(FV)とメインビジュアル(MV)
ページの第一印象を決定づける、「Webサイトの看板」のことです。
ファーストビュー(FV)はページにアクセスして、スクロールせずにパッと最初に目に入るエリアのことです。
実は、ユーザーはページを開いてからわずか3秒以内に「このページを読み進めるかどうか」を判断すると言われています。ここで「自分に関係がある情報だ!」と思ってもらえなければ、すぐに閉じられて(離脱されて)しまいます。
ですから、一番伝えたいキャッチコピーと、ワクワクさせるような魅力的な画像(または動画)をここにギュッと凝縮させるのが、LP制作で最も気合を入れるべきポイントです。その冒頭におく画像または動画をメインビジュアルと呼びます。
※メインビジュアルはキービジュアル(KV)と呼ぶ場合もあります。
STEP4:コーディング
デザインをWebブラウザで表示できるようにソースコード(HTML/CSS等)を記述する工程です。この段階で、動きのある要素も実装されます。
STEP5:公開・効果検証
テスト環境で動作確認を行った後、本番用サーバーへアップロードして公開となります。公開後はLPO(ランディングページ最適化)を行い、データを見て改善を繰り返します。
知っておきたいWeb制作用語集
外注先との打ち合わせでよく出る用語をまとめました。
UI(ユーザーインターフェース)
ボタンの大きさやメニューの配置など、ユーザーが触れる情報の接点(使いやすさ)。レスポンシブ対応
PC、スマートフォン、タブレットなど、デバイスの画面サイズに合わせて自動でレイアウトを最適化すること。現在はスマホユーザーが主流のため必須です。モーダル(モーダルウィンドウ)
クリックすると、今のページの上に重なるように表示される子画面。アコーディオン
クリックすると、隠れていた詳細情報が「蛇腹(アコーディオン)」のように開閉するメニュー。FAQ(よくある質問)などで多用されます。OGP
SNSでシェアされた際に、画像やタイトル、ページへのリンクが正しく表示・リンクされるための設定。この設定を怠るとLPのネット拡散効果が薄れます。Webアクセシビリティ
年齢、障害、利用環境に関係なく、すべての人がインターネットをスムーズに使え同じ情報にアクセスできること。最近では公共性の高い企業としての姿勢や、Googleからの評価(SEO)にも直結する、信頼されるLP作成において欠かせない標準ポイントとなっています。
LP作成で注意すべき「3つの重要ポイント」
初めてのLP制作で失敗しないために、以下の3点には特に注意しましょう。
① 「スマホファースト」を徹底する
多くの広報担当者はPCで資料を確認するため、PC版のデザインに目が行きがちです。
しかし、一般ユーザーからのアクセスの大半はスマートフォンからです。
レスポンシブ対応はもちろんのこと、スマホでの「読みやすさ」「ボタンの押しやすさ(UI)」を最優先に確認しましょう。
② 初校(最初のデザイン)の確認に全力を注ぐ
制作工程が進むほど、大きな変更は難しくなり、追加費用が発生することもあります。
デザイナーから最初に上がってくる初校の段階で、文言の誤りやトンマナのズレを徹底的に洗い出すことが、スケジュール通りに高品質なLPを完成させるコツです。
③ 公開後の「流入導線」をセットで考える
「LPを公開すれば勝手に人が来る」というのは誤解です。SEO(検索エンジン最適化)の効果が出るには時間がかかるため、短期間のキャンペーンであればSNS広告やリスティング広告などの運用をセットで計画する必要があります。
制作会社に依頼する際は、公開後の集客支援が含まれているかも確認しましょう。
さらに、2024年4月1日から施行された改正障害者差別解消法により、事業者による障害のある人への「合理的配慮」の提供が法的義務となりました。
これは、インターネット上でのキャンペーン活動においても、これまで以上にWebアクセシビリティへの配慮が不可欠であることを意味します。
これからはただ「おしゃれでマーケティングに有利なページを作ればよい」ではなく「誰からも利用しやすいページを作る」が企業広報に求められる時代になっています。
詳しくは過去のブログページをご覧ください。
ネットキャンペーンで企業が最優先するべきWebアクセシビリティポイントとは?
まとめ
LPは作って終わりではなく、ユーザーをアクションへと導く「最強の営業ツール」です。専門用語や工程を理解し、外注先と密なコミュニケーションを取ることで、自社の魅力を最大限に伝えるページを作り上げましょう。
もし「何から手をつけていいか分からない」という場合は、キャンペーン実績が豊富なパートナー企業へ、企画段階から相談してみるのも一つの手です。
当社はセールスプロモーション会社として豊富なキャンペーンやプロモーションの実績があり、企画から制作、運用代行までLP制作に関わる全ての行程をお任せいただけます。
LP制作についてお困りごとがございましたらぜひ、当社までご相談ください。
今回は2026年最新情報を含めた、広報担当者のためのLP制作入門についてご紹介いたしました。
今後とも、“キャンパケ”をよろしくお願いいたします!




